股関節痛
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皆様はこのようなお身体のお悩みはございませんか?
歩いている時に股関節が痛い…
股関節が詰まって動きが悪い…
動いていないのに股関節がジンジン痛い…
足の開きが強く、股関節に違和感がある…
寝起きや寒い日に股関節の痛みや動きの悪さが出る…寒い時期や気圧の変化が激しい日によく悩まれる方が多いのではないでしょうか?
今回のテーマは「股関節痛」です! -
股関節痛に対する当院の考え
股関節は両足の付け根にあります。太ももにある「大腿骨」と「骨盤」が連結している関節です。大腿骨の連結部は「骨頭」といい、球体の形をしています。そのため、前後左右自由に動くことが可能になっています。また、「歩く」「走る」「しゃがむ」「正座する」など日常生活の下半身の複雑な動きをすることが出来ます。骨盤と連結している大腿骨の球体部分は「軟骨」と呼ばれる骨と比べて非常に軟らかく弾力のある性質をもっており、これにより日常でかかる体重の負担を抑えたり、運動による衝撃を緩和することが出来ます。また、骨盤と大腿骨の摩擦を抑えることが出来ます。股関節痛はこの軟骨がすり減ってしまうことで起こる可能性が高いです。
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股関節を放っておくとどうなるのか
股関節痛を放置することで股関節の可動域が徐々に狭くなってしまったり、運動時だけではなく日常生活での動作にも支障が出るようになってしまいます。ちょっとした段差があるだけで股関節に痛みが生じたり、歩いただけでお尻や足の付け根に痛みや違和感を感じることがあります。股関節に痛みを感じる方や硬さを感じる方に最も多い症状としては「変形性股関節症」があります。寛骨臼形成不全と言う、生まれつき股関節がはまる位置となる骨盤の形が浅い状態の方が、年齢を重ねたことで股関節に負担がかかり、股関節が少しずつ変形し、軟骨がすり減っていきます。このような状態になると、日常生活の動作の中でも痛みを感じるようになります。
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股関節痛の改善方法
股関節の痛みを改善する方法は3つ程あります。
1つ目は運動療法です。痛みが強いから、股関節が固いからという理由であまり動かずにじっとしてしまっていると、股関節回りの筋力が弱まってしまい、より動かしにくくなってしまったり、股関節回りの血液の循環が悪くなってしまい、老廃物や疲労物質が溜まり、さらに痛みの原因となってしまいます。関節自体に衝撃を与えずに運動することが出来る、サイクリングや水泳がおすすめです。
2つ目は温熱療法です。股関節回りやお尻を温めることで血流が良くなり、老廃物や疲労物質、滞った血流を流してくれるため、股関節痛に有効です。しっかり毎日湯船に浸かりましょう。
3つ目はセルフマッサージとストレッチです。硬くなってしまっている筋肉を自分でしっかり解してあげると痛みや硬さが和らぎます。おすすめは横向きに寝た状態で股関節の部分にテニスボールを当てて、気持ちいいぐらいの力でぐりぐり解しましょう。これら3つの方法で、股関節痛を改善することが出来ます。 -
股関節痛にはどんな施術メニューがおすすめですか?
股関節痛の改善に効果的な当院の施術メニューは、「骨格矯正」と「筋膜ストレッチ」、「筋回復治療」などがあります。骨格矯正は股関節まわりの骨格の歪みを治すことが出来る治療です。足の可動域や骨盤にも的確にアプローチすることが可能なので、関節のバランスや骨格の歪みが原因である股関節痛に効果抜群です。筋膜ストレッチは筋肉の硬さをじっくり伸ばして緩める治療です。自分では上手くストレッチが出来なかったり、硬すぎてまったく筋肉が伸びている感じがしない方にはオススメです。「筋回復治療」は股関節、お尻、足の症状に対して特化した治療です。ストレッチが苦手な方にオススメです。
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その施術を受けるとどう楽になるのか
骨格矯正を受けることで、股関節まわりの骨格の歪みや骨盤の歪みが整うため、大腿骨の軟骨や骨盤に負担をかけない身体にすることが可能です。筋膜ストレッチを受けることで、筋肉の柔軟性が非常に上がるため、筋肉の硬さからくる股関節まわりの血流不足や、痛みを改善することが可能です。筋回復治療を受けることで股関節、お尻まわり、足まわりの下半身の筋肉を緩めることが出来るため、血流不足はもちろん、筋膜のたわみによる可動域不全も解消することが可能です。
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軽減するための施術頻度は?
症状を改善するために必要な施術頻度は、動かさなくても痛みを感じている時はなるべく間を積めて毎日でも来てください。動かすと痛い、固まっている感じがする、などはなるべく週2回から3回ほど来て頂ければ少しずつ症状を改善させることが可能になります。しかし、冬場のこの時期は非常に筋肉や関節に負担をかけやすいため、なるべくたくさん来て頂くことでお身体をはやく良い状態にすることが可能です。