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めまいについて

めまいとは?

めまいとは目の回るような状態で、身体のバランスが取れなくなることをいいます。

めまいの根本原因は?

めまいの主な原因としては、

・めまいのみの場合、良性発作性頭位めまい症、起立性低血圧、前庭神経炎、脳梗塞などの原因が挙げられます。
・耳鳴り、難聴、吐き気を伴う場合、メニエール病、突発性難聴などの原因が挙げられます。
・手足の痺れ、強い頭痛、視覚障害、ろれつが回らない場合、脳梗塞、動脈硬化、脳出血などの症状が考えられます。

こんなお悩みはありませんか?

カルテイラスト

めまいによるこんな症状のお悩みはありませんか?

頭を動かした時にグラグラする
→振り向きの際や起きあがろうとした際に起きる場合
身体がフワフワとする感じが出る
→常にフワフワとする症状が出る場合
地面が常に揺れている感じがある
→立っているのも困難
真っ直ぐ歩くのが不可能でふらついてしまう
→まともに歩けなくなる場合
ぐるぐると回るようなめまいがある

このような症状を放っておいてしまうと大変なことになるかもしれません。

めまい に対する当院の考え

めまいに対する当院の考えとしては、2種類あります。

1)内耳が原因となるめまい(末梢性めまい)です。その中にも種類が3つあります。

<良性発作性頭位めまい症(BPPV)>
内耳にある耳石が剥がれてしまい、三半規管の中に落ちることで発生します。
<メニエール病>
激しい回転性のめまいに加え、耳鳴りや耳閉感などを伴う病気です。
<前庭神経炎>
突然の激しい回転性のめまいを伴います。

2)脳が原因のめまい(中枢性めまい)です。その中にも3種類あります。

<脳出血>
脳の動脈が破れることで起こります。
<脳梗塞>
脳内の血管に詰まりが起こり、血流が遮断され、その先にある脳細胞が機能しなくなる病気です。
<聴神経腫瘍>
前庭神経に腫瘍ができることで発生します。

めまい はなぜ起こるのか?

めまい画像

めまいが起こる原因としては、脳の動脈が加齢などにより硬化していき、血流の流れが悪くなることが挙げられます。その結果、脳の中にある小脳や脳幹などの平衡感覚を司る部分に影響を及ぼし、めまいが発生します。
頭を急に振る動作や急な振り向き動作でめまいが起こりやすいとされています。めまいによる吐き気や手足の痺れ、視覚障害なども出始めます。一番気をつけてほしい病気は、椎骨脳底動脈循環不全です。

スマホの使用時間が長い、デスクワークなどの長時間同じ体制はNGなので、定期的な運動をおすすめします。

めまい を放っておくとどうなるのか?

めまいを放っておいてどうなるかは、各症状によって異なります。

たとえば、メニエール病の場合、病気が進行して症状が悪化すると、難聴やめまいが日常的になり、治癒が難しくなります。めまいは自然に良くなっていく症状もありますが、メニエール病の場合、治療を行っていない患者様よりも治療を受けている患者様の方がめまいの治りは早いです。

良性発作性頭位めまい症の場合は、基本的には自然に改善しますが、病気によって期間は異なります。外側半規管型クプラ結石症は平均13日、外側半規管型半規管結石症は平均16日、後半規管型半規管結石症は平均39日かかるとされています。

めまいの症状が持続する場合は、早めに専門家の診断を受けることが大切です。

めまい に効果的な当院の施術メニューは?

めまい施術

めまいに効果が期待できる当院の施術メニューは、鍼施術です。

めまいは身体のバランスや耳石が落ちた時などに発症します。位置を感知するセンサーが異常が発生した際にめまいが起こります。そのセンサーの役割を果たしている部位が、三半規管や耳石器などになります。リンパ液や耳石があり変化により神経が脳に伝達させます。耳石が剥がれ落ちてしまい過度に傾いてしまったり、リンパ液が増えて浮腫んでしまったりすると異常な情報が脳に伝達してしまい、めまいに直結していきます。そのため主な施術メニューとして、鍼施術を提案します。

その施術を受けるとどう楽になるの?

鍼施術を受けることによって耳の周囲やむくみを軽減することができます。全身のツボに鍼をすることによりリンパ液の流れを改善していきます。自律神経の乱れに対して、鍼施術は最も効果が期待できます。

めまいを起こしやすい患者様の特徴として、筋肉の緊張が強く首肩周りが凝り固まりやすかったりしますので、そういった筋肉の緊張を取ることにも効果があります。また、耳の周囲のみだけではなく全身的に施術を行うことでより早期の軽減が期待できます。

めまい を軽減するために必要な施術頻度は?

紹介イメージ

めまいを軽減するために必要な頻度は、言ってしまえば毎日通院することで症状の軽減に近道となりますが、お仕事などの都合で時間を確保することが難しい場合もあります。そのため、最低でも週2〜4回のペースでの通院が理想的です。

長期間空けることなく、1日おきまたは2日おきに通院することで、身体の変化がより良いペースで進むでしょう。